番組配信!!『第九回:プログレッシブ・ロックへの入口・後編』




本日9日第2日曜は番組配信日!!!

☆ロック向上委員会ドットコム☆

『第九回:プログレッシブ・ロックへの入口・後編』
~感覚的曖昧な境界線/ジャンルに括らず聴けば吉~

ロック向上委員会.comの第九回目は『プログレッシブ・ロックへの入口・後編』。前回同様「これがプログレなのか否か?」なんてことはあまり考えずに楽しんでいただきたい。特に今回はプログレの王道と言えるバンドが多く登場するが、それでも…である。プログレとは何なのか。長尺な曲が多いから?変拍子や転調を存分に取り入れているから?多くのジャンルをクロスオーバーさせた実験的な音楽だから?じゃぁ、けっこうストレートな曲の多いこのバンドは何でプログレと呼ばれるの?結局のところ、プログレか否かは「聴き手の判断に委ねられている」のではないだろうか。曖昧なままの方が良いこともある…そんなことを思いながら、約1時間の番組を楽しもう。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

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番組内紹介楽曲

1: The Alan Parsons Project / The Tell-Tale Heart (Tales Of Mystery Imagination Edgar Allan Poe : 1976)

アビー・ロードのエンジニア:アラン・パーソンズとキーボーディスト:エリック・ウルフリンが立ち上げたユニットの1st作。プログレと呼ぶに相応しい作風ながら、スッキリと洗練されたアレンジがそう感じさせない優れた作品。



2: YES / Siberian Khatru (Close To The Edge : 1972)

英国プログレ3大バンドのひとつYESの5th作。アルバム収録曲が3曲という大作主義を全面に打ち出した作品だが、聴き辛さを感じさせない美しいメロディやコーラスに圧倒される。YESワールドの完成形と言える名盤だ。



3: Pink Floyd / Time (The Dark Side Of The Moon : 1973)

Pink Floydの8th作。全世界が認めた名盤。精神的側面に近づいた音が醸し出す雰囲気は難解に聴こえるが、基本的にはシンプルで叙情的なロック。ビルボード・アルバムTOP100に741週間連続ランク・インという偉業を成し遂げている。




4: Pink Floyd / Comfortably Numb (The Wall : 1979)

Pink Floydの11th作。Roger Watersの独裁化が進み、バンド内の亀裂が決定的になってきた頃のアルバム。プログレ・ファンが望む大曲ではなく、小曲によりストーリーが進んでいくロック・オペラ作である。



5: U.K. / Danger Money (Danger Money : 1979)

John Wetton, Eddie Jobson, Terry BozzioによるU.K.の2nd作。1st作とはメンバー・作風共に変化しているので注意。前作で見られたジャズ・ロック寄りのアプローチはなく、モダンでキャッチーな作品に仕上がっている。この後のASIAに繋がる音楽性が垣間見れる。



6: ASIA / Heat Of The Moment (ASIA : 1982)

John Wettonが目指した究極のバンド:ASIAの1st作。プログレの精鋭達が揃って創り出した、ASIAにしか出せないポップで大仰で緊張感溢れる4分間ミュージックの完成形がここにある。80年代のロック・シーンを代表する名作だ。



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